家賃保証会社ってなんですか?保険会社とのちがいは?

お部屋探しの際にお客様からいただく質問の中に、「保証会社と保険会社って別の物ですか?」「連帯保証人を立てるので保証会社は入らなくていいですよね?」といったものがよくあります。日常生活ではあまり身近でなかったり、聞き慣れなかったりするものだと思いますので簡単にお伝えしたいと思います。

保証会社と保険会社のちがいについて

<家賃保証会社とは?>

保証会社(家賃保証会社)とは、借主さんとの間で家賃保証委託契約を結び、貸主さんに対して家賃等(家賃や共益費など)の立替払いを行っている会社の事になります。一昔前の契約で多く見られた「連帯保証人」の役割を、手数料(保証委託料といいます。)を支払うことで行っているとお考えいただくとわかりやすいと思います。もちろん、家賃等については保証会社が借主に変わって立替えていることになりますので、借主さんの支払義務を免除するものではありません。また、SUUMOやアットホームなど賃貸物件のポータルサイトをご覧いただいて「保証会社必須」となっている場合は、お部屋を借りる際の条件の一つとして「家賃保証会社との保証委託契約締結」が必要、ということになります。

<保証委託料について>

保証委託料は一般的に賃料総額の30~100%を入居時に、以後の継続保証委託料は月額の場合は賃料の1~2.5%・年額の場合は5,000円~20,000円程度のプランが多いです。

<家賃保証会社を使うメリット・デメリット>

メリット① 連帯保証人を立てないで済む
両親や兄弟姉妹が連帯保証人の要件を満たさない、身近に連帯保証人を頼める人がいないといった場合に家賃保証会社を利用することで賃貸借契約を結べるようになります。(物件ごとの規定や、入居申込内容によっては家賃保証会社への加入に加え、連帯保証人を立てて頂く場合があります。)

メリット② 入居審査がすこし通りやすくなる
連帯保証人を立てる場合は借主さんと連帯保証人、両方の申込内容を確認し審査を行います。家賃保証会社を使う場合は、連帯保証人の審査がなくなり借主さんの支払い能力等を保証会社が審査するため、多少ですが審査に通りやすくなります。

メリット③ 契約時の敷金が保証会社への加入を考慮した金額になっていることがある
「保証会社加入必須」で広告が出ているお部屋は、保証会社への加入を考慮した敷金設定になっていることがほとんどです。貸主さん側の判断にはなりますが、保証会社へ加入をせず連帯保証人を立てるとなった場合は敷金額が変更になる場合があります。

デメリット① 金銭的負担が増える
家賃保証会社を利用する場合は、契約時や初回引落し時には初回保証委託料、更新ありの保証委託契約の場合は更新時保証委託料が、自動更新の保証委託契約の場合は月々の家賃支払時に保証委託料が上乗せして請求されます。

デメリット② 家賃滞納を続けると保証委託契約が打ち切られる
万が一のことにはなりますが、家賃滞納を繰り返し行うと悪質とみなされ保証委託契約が解除される場合があります。この場合、滞納情報が借主さんの信用情報に記録され、次のお部屋探しが難航するケースが多いです。

<保証会社と保険会社のちがい>

保証会社(家賃保証会社)=借主に変わって貸主へ賃料の立替払いを行う会社です。保険会社(損害保険会社)で販売している商品は、様々なコト・物に偶然によって生じた損害をカバーするサービスです。
賃貸住宅の場合は、建物や家財に対する保険(火災保険・家財保険)に借家人賠償責任担保特約(物件に損害を発生させ、貸主に対して支払いが生じた場合の為の特約)がついているものへの加入が義務付けられていることが多いです。※保険への加入そのものは任意ですが、契約条件の一つとして損害保険への加入が規定されていることがほとんどです。

大まかにですが保証会社と保険会社のちがいについての説明でした。